RE/100 ガンダムMK−? キット改造
少ないパーツ数でハイディティールが売り!な印象のあるRE/100シリーズ。
コストパフォーマンス的にも優秀なキットだと思うんですが、Mk-?の印象は・・・
悪くない!悪くないんだけどもなんか違う!という感じ。
何ていうかヒョロっとしてると言うかヒョロ長いんです。昭和の時代の小学生
だったらきっと「のっぽ」的な渾名をつけられるんではないかというスタイル。
(個人の感想です)
今回はフルアーマー前提なので増加装甲が付く事を踏まえながらプロポーションを
いじって行きます。
まずは顔。
面長な印象がしたのでマスク部分とヘルメット部分の貼り付け位置(カメラアイのクリアパーツ部分)
天面を削って再接着。後頭部をエポパテで1mmくらい?後方に延長。
目の下にあるクマドリ部分に0.5mmプラ板を貼ってブラックアウトしてる部分の面積を減らしてます。
肩軸の付け根部分が違和感のある場所にあるので余分な突起部分をカット。肩軸の位置を違和感の無い位置に
変更。同時に肉抜き穴をパテで埋めたり。
肩軸が上に上がると同時に腕自体が通常よりも下に下がってしまうので二の腕の部分を1.5mm切断して短くしました。
足首関節はパーツ数を減らしているREならでは今ではあまり見掛けない構造になってます。(組み立てた後で
簡単に足が取り外せません><)
そこでキット自体のポリキャップ受け軸を利用してMGガンダムMk−?の足首パーツをアチコチ削って
移植。ボールジョイント化して接地性も良くなったし塗装までの工作もやりやすくなりました!
ヒョロ長く見える原因の一つとして考えられるのは腰が細い。サイドアーマー位置が狭い感じがしたので
サイドアーマー取り付け部分を一旦切り離してプラ板で1.5mm幅増しして再接着。
リヤスカートは設定等とは関係無く個人の好みで大型化。こういった厚みの無いパーツはキットパーツを
切った貼ったするよりもプラ板で一から作ってしまった方が早くて綺麗に出来ると思います。
それ以外に今回は装甲の小口(断面)部分にディティールを入れたかったのもありプラ板から製作
しております。
それである程度、型になった状態がコレ。
小口の穴あきディティールがお分かりいただけるだろうか。
両肩にあるバインダーもプラ板でスクラッチ。
一番最初の箱組みをした状態。この時点で可動軸を仕込んでありますが暫定的にビルダーズパーツなんかの
柔らかいプラのランナーが3mmだったので軸として差し込んであります。
暫定的のはずが思いのほか保持力出たりで最終的にこのランナー軸を採用することになりました。
バインダー装甲の小口も目立つ場所になると思ったので穴あきディティールを入れてあります。
こちらも具を詰め込んである程度、形になった状態。
個人的にバインダー好きなので今回はバインダー内部のディティール・装甲の小口をテーマに作ってみました。
(後ろに見えるのは地球連邦政府を覆すかもしれないアレ)
ちなみにRRM展示会でよく質問された小口穴あきディティール製作方法
アキヤマファクトリーさんのところで取り扱っているプラシートに偶然入ってた凸型ディティールを0,25mmプラ板で
挟むだけ。本当はこのディティールパーツの使い方は違う使い方だと思いますが^^;
数か所あるラッチ風ディティールはモデルグラフィックス誌リバイヴグフの作例からインスパイアを受けて製作しました。
ネタ元のモデラーさんには事前にパ○リ報告済みですw